ボーイング777運行の世界最短航路が誕生!?
英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、ペルシャ湾の島国バーレーンとサウジアラビア東部ダンマンを結ぶ同社最短路線の運航を開始すると発表した。
バーレーンの古都ムハラクからサウジ最大の油田地帯の中心都市ダンマンまで、約87キロの距離を50分で飛ぶ。復路の飛行時間はさらに短く、わずか40分で到着する。
12月1日以降、ボーイング777―200型機を使ったロンドン・バーレーン路線の延長ルートとして運航される。
これまでロンドンのヒースロー国際空港からダンマンまで行くには、バーレーン到着後に1時間半、リムジンバスで移動する必要があった。延長ルートの就航後は、乗り換えなしでそのままダンマンまで飛ぶことができる。ヒースローからの所要時間は計8時間。バーレーン・ダンマン間だけを使うことはできない。
便名 | 運行日 | 出発地 | 出発時間 | 到着地 | 到着時間 |
BA125 | Daily | ヒースロー空港(LHR) | 11:30 | バーレーン空港 (BAH) | 20.55 |
BA125 | Daily | バーレーン空港 (BAH) | 21:55 | キング・ファハド国際空港(DMM) | 22:45 |
BA124 | Daily | キング・ファハド国際空港(DMM) | 0:30 | バーレーン空港 (BAH) | 1:10 |
BA124 | Daily | バーレーン空港 (BAH) | 2:20 | ヒースロー空港(LHR) | 6:40 |
BA便ではこれまで、カリブ海のアンティグア島とセントキッツ島を結ぶ約100キロの路線が最短だった。
世界にはこれをはるかに下回る短距離路線もある。アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)の首都キンシャサとコンゴ共和国の首都ブラザビルを結ぶ便は約25キロ。英領オークニー諸島のウェストレイとパパ・ウェストレイの間はわずか3キロで、1分余りのフライトだ。
道路があるので陸路でもいいような気がしますが、それ以上に需要があるんですね。
KLMオランダ航空 日本~アムステルダム線を増便へ
KLMオランダ航空2019年夏期スケジュール(日本発:2019年4月1日~2019年10月25日)を発表した。
成田~アムステルダム路線は週3便追加して週10便で運航し、座席数は3割増に。また、関西空港路線も1便増強することで、日本とアムステルダムをつなぐ路線は週17便となります。
KL862便/KL861便はボーイング 777-300型機(ビジネスクラス34席、エコノミークラス374席)、
火・金・日曜(日本発)の週3便運航となるKL864便/KL863便はボーイング 787-9型機(ビジネスクラス30席、エコノミークラス264席)で運航する。
・KL862 7/7:成田発 10時25分 アムステルダム着 同日15時5分(毎日運航)
※機材B777-300 ビジネス34席、エコノミー374席
・KL864:成田発 13時45分 アムステルダム着 同日18時15分(火、金、日、週3便運航)
※機材B787-9 ビジネス30席、エコノミー264席
・KL868 7/7 関空発 10時25分 アムステルダム着 同日15時5分(毎日運航)
※機材B777-200 ビジネス34席、エコノミー286席
関空も少しづつですが欧米線が復活してきましたね。
「空飛ぶウミガメ」がついに成田空港に
世界最大の旅客機エアバスA380型機が21日、トゥールーズから成田空港に到着した。
日本の航空会社では初めて納入された機体にはハワイで神聖な存在として尊敬されているウミガメのホヌが描かれていて「フライング ホヌ」の愛称がつけられています。
座席数は520席で、全長72・7メートル、全幅79・8メートル、全高24・1メートル。
ハワイの空“ANAブルー”がイメージされた1号機は5月24日から成田-ホノルル線に投入予定。合計3機投入する計画で、1号機は週3往復で運航。7月1日からはハワイの「海」をイメージしたエメラルドグリーンの2号機を運航して週10往復に拡大し、3号機はハワイの「夕日」のサンセットオレンジの塗装が施されるという。